ナノバブル水の中で、
← 鯛(たい)と鯉(こい)が
← 同じ水槽で泳いでいます。
これは不思議ですね・・・・・
「ナノバブル」とは、直径が5000分の1ミリほどという、
目には見えない超微細な気泡のことです。
ナノバブルは、通常水中で生成しても物理的に不安定で
あるため、短時間で消滅してしまいます。
『産業技術総合研究所』と『REO研究所』は、
両者の共同開発により、ナノバブル水の生成と安定化に
成功しました。
酸素で作った「酸素ナノバブル水」は、
生物を活性化させる効果が認められ、
上の写真のように、海水魚である鯛と淡水魚である鯉が
数ヶ月も共存できたとのことです。
これは、2005年の愛知万博(愛地球博)
長久手日本館にも展示され、大変な反響を呼びました。
また、「オゾンで作ったナノバブル水」は、
大変強い殺菌効果を持っており、塩素系殺菌剤よりも
安全性に優れていることから、
現在、防腐剤のかわりに「酸素ナノバブル水」を使った
カマボコが開発されています。
このように、不思議な力を秘めたナノバブル水は、
食品加工、農水産業などから医療分野や環境衛生など
さまざまな分野にその活躍の場を広げて行くものと
予想されます。
そして、これからの飲用水
(ミネラルウォーターの分野)としても、
その秘めた力には大いに期待したいものです。
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